/川本 敬二/R&D新薬|政策行政海南省において経済成長の柱は、医療、旅行・バケーションとして、低炭素/生態系保存の社会体系を構築し、国際的な機関が集結する地域を目指すとしています。「医療」の目玉の一つが、新薬・医療機器の承認・市販後調査に関し、海南島を起点として中国全土に展開する、RWD(Real World Data:リアルワールドデータ)のプラットフォームを構築するというものです。RWD(Real World Data)ですが、プロトコールで制御された臨床試験により得られるデータに限定されず、医療の現場で実際に医薬品・医療機器が患者に使われた際に生まれるデータを意味します。そういったデータを新薬等の承認審査に利用していこうという構想です。 [続きを読む]
施行されたパテントリンケージ制度の全体像と流れ-後編【中国のパテントリンケージ制度④】
施行されたパテントリンケージ制度の全体像と流れ-前編【中国のパテントリンケージ制度③】
中国の早期上市承認プロセス5つを比較(利用度・短縮効果・実際の審査期間)
6月に施行された特許延長制度、施行されなかったいくつかの細則
新薬特許の無効【中国のパテントリンケージ制度②】
「双通道」と医療保険(医薬品の保険適用の促進)
ジェネリック医薬品の承認申請の審査中に発生した特許侵害紛争の早期解決システム【中国のパテントリンケージ制度①】
中国国産のPD-1免疫チェックポイント阻害剤(抗癌剤)と医療保険
海南省でRWD/RWS開始、 海外上市済薬剤の承認申請が加速
国家戦略地域として新たな発展を遂げる海南省
科創板の上場要件(IPO要件)(上海証券取引所・科創板(The Science and Technology Innovation Board; STAR Market))
処方薬の電子商取引(医薬品のネット販売)の具体化について政策が発表される